中越地震から11年

今日で中越地震から11年です。
11年も経つとニュース報道もなくなってしまうんですね(新潟県版のニュースではやってました)。
中越地震の時は、無職(失業中)の時代でした。
部屋の片付けをしていると、ゆらゆらと揺れだし、次の瞬間、ガタガタと今までに経験したことのない凄まじい揺れとなりました。
最初、地震だと思いませんでした。
私の住んでいるところは震度6弱でした。
地震ではなく、原発にミサイルでも打ち込まれたのかと思ったくらいです。
揺れがおさまって、外に出ると、埃が漂い、塀が崩れ、割れたガラスが散乱していました。
その年、実家は新築したばかりで、壁にヒビが入る程度の損害で済みましたが、これがもし旧宅のままでしたら、ほぼ100%の確率で家の下敷きになっていたことでしょう。
旧宅は、100年近く前に建てられた家で筋違もなかったですから。
翌日、コンビニに行くとほとんどの商品が品切れでした。
電気は、地震の翌日に復旧しましたが、水道は1週間ほど不通でした。
液状化して、マンホールが道路から突き出していたのを覚えています。
今では、地震の被害跡を目にすることはありません。
この2004年は新潟地震から40年目の年でもありました。
地元では、「これだけの大きな地震が起きたから、もう40年くらいは大きな地震は来ないだろう」と噂されてましたが、3年後の2007年7月16日、中越沖地震が発生。
震度6強の地震に襲われるとは誰も想像しておりませんでした。
確かに11年も経つと自分の記憶も風化しつつあります。
なので、あえて備忘録という意味も込めて書いてみました。