体罰

大阪市の高校で部活中に体罰を受けた生徒が自殺した問題が報道されています。
マスコミでは、体罰は是か非かという議論ばかりされていますが、私に言わせればダメの一言であります。
なぜなら、法律に書いてあるから。
それだけです。
学校教育法には、
『第11条 校長及び教員は、教育上必要があると認めるときは、文部科学大臣の定めるところにより、児童、生徒及び学生に懲戒を加えることができる。ただし、体罰を加えることはできない。』
とあります。
どう読んでも体罰を加えることはできないと書かれています。
平手打ちなら明らかに学校教育法第11条違反であります。
というか、報道を見ていると体罰と言うには度を越えすぎています。
学校教育法というより、刑法の問題であります。
暴力行為です。
犯罪です。
教師、つまり公務員が違法行為をしているんですよ。
許せるわけ無いじゃないですか。


私の小中学生の時代にも暴力教師はいました。
小学校の時は、体育の時間に話していたらバスケットボールを全力で投げてきた教師がいました。
修学旅行で、新潟県庁に行った際、喋っていたら全力で拳骨されました。
その教師が今、某学校で校長をやっているというから、これまた許せない。
それより、中学校の部活の時間には、5点差で負けたから5×5でグラウンド25週させられたこともありました。
これだって間接的な体罰ですよ。
そんなことより、敗因をみんなで分析し、いかなる練習をしたら強くなれるか、考え練習する方が得策じゃないですか。
苦しい練習をすれば勝てると思っている。
違いますよ、戦略ですよ戦略。
あと体罰ではありませんが、「お前の親戚は全員頭がオカシイ」と言われたこともあります。
その傷は一生忘れられません。
学校では理不尽なことが多すぎました。
教師が、世間知らずで見識が無さ過ぎるからだと思いますよ。
今でも思い返すと、力が入ってしまいます(笑)。


高校時代に保健体育を教えてくれた70歳近い非常勤講師の言葉が今でも忘れられません。
「私も若い頃は体罰をしたことがあった。しかし、愛の鞭なんてなのは存在しない。殴る瞬間というのは教育の感情なんてなく、自分の私情だけである。それ以来、私は体罰をしない。」と言っておりました。


やはり体罰はいけません。