トップカルチャー、11年10月期は営業最高益更新の見通しトップカルチャー、11年10月期は営業最高益更新の見通し

 トップカルチャー<7640.T>は8日引け後に10年10月期連結決算ならびに11年10月期業績予想を発表した。


 10年10月期は、売上高338億7100万円(前期比14.6%増)、営業利益9億3900万円(同35.6%増)。同社は1日、10年10月期業績の修正(売上高は減額、利益は増額)を行っており、それに一致する数値となった。書籍販売、ソフトレンタル事業を展開し、グループの主軸である蔦屋書店部門において、関東地区の店舗数増加が増収につながった。利益面では、粗利率の高いレンタルの売上が増加したうえ、経費節減効果が寄与した。


 11年10月期は、売上高350億円(前期比3.3%増)、営業利益10億8000万円(同15.0%増)を見込む。営業利益ベースでは、07年10月期に記録した過去最高利益10億3400万円を小幅ながら更新することになる。この期は、品ぞろえ強化やサービス向上に注力し、原価率改善などにも引き続き取り組む方針。

 8日終値は前日比2円高の360円。
[ 株式新聞ニュース/KABDAS−EXPRESS ]
提供:モーニングスター社 (2010-12-08 16:11)より引用