トップカルチャーが浮上、10年10月期連結業績予想の利益増額を評価トップカルチャーが浮上、10年10月期連結業績予想の利益増額を評価

 トップカルチャー<7640.T>が浮上し、一時15円高の367円を付ける場面があった。1日引け後に10年10月期連結業績予想の修正を発表、利益数値を増額したことで評価機運が高まっている。

 同社は書籍販売、ソフトレンタルを展開。10年10月期予想は、売上高が338億7100万円(前期比14.6%増)と前回予想の350億円に届かなかったものの、営業利益では9億3900万円(同35.5%増)と同7億7400万円を2割強上回った。

 5月1日に吸収合併した完全子会社「アンフォルマ」の収益が思ったほど伸びず、売上高の目減りにつながった。一方、「原価率、販管費の見直しが奏功」(遠海武則取締役管理部長)し、利益増額を果たす。11年10月期に関しては、「売上高は大きく伸びる業種ではないが、利益面では良い数字が出せる」(同)としている。なお、決算発表日は8日を予定。

[ 株式新聞ニュース/KABDAS−EXPRESS ]
提供:モーニングスター社 (2010-12-02 12:56)より引用