インフレ対策

株式の売買はありませんでしたが、NZドルMMFを少々買い増ししました。
NZドルMMFについては、1年くらい保有を続けてます。
私は外貨建MMF好きなんです。
毎月毎月、確実に成長していく姿に惚れたっていうかね。
長期投資には最も向いた商品だと思います。
小額から買えますし、信託報酬料も少ない。
何より、毎月利子がつき複利計算であるところが優れていると思うんです。
今、NZドルは年5%くらいの金利なので、14年くらいで倍になります。
そのうえ、少しずつ積み立てて運用すれば、その効果は更に期待できるでしょう。
少子高齢化、国の債務が700兆を超えるという現状を考えれば、円資産だけで保有しておくのは非常に危険。
歴史を紐解いてみると借金漬けになった政府が取る手段は、大きく分けて次の3つ。
①「もう破産しました、返せません。ごめんなさい」と宣言する。
②お札を刷りまくってインフレにする。
③何もしない…。
まぁ、結局のところインフレになる確率が非常に高いわけでありまして、国民の個人金融資産のうち預貯金に占める割合が60%のもなる、日本は非常にインフレに弱い構造になっております。国債とかの債券もあまり強くありません(とは言え、国が破産しているのだからパーでしょうが…)。
有名タレントを使って「国債買ってください」とやってるのって、どうかと思いますよ。
今でも、お年寄りの中には国債大嫌いの方も大勢いらっしゃいます。
太平洋戦時中に、資金を調達するために一般国民に国債を売りつけた歴史があるからです。
その後どうなったかもう皆様お分かりでしょ。
ですから、政府が一般国民に対して国債を売ろうとするようになったら、これは何かあると思ったほうがよいと思いますよ。

我がふるさと、越後国も財政難でして、県の貯金が約30億円しかないのに、借金が2兆円もあるのです。
今年から、10年満期の個人向け県債を発行してますが、まぁ、私は絶対買いませんね(笑)。
でも、こういうの買う人いるんですよね。
イメージ的には、50歳以上くらいや、定年した方で、ある程度お金があって貯金以外の商品を初めて買う人ってイメージがあります。
あくまでも、私のイメージだけどね。

話が長くなりましたが、今後インフレになる可能性は大。
その時のためにも、株、外貨を保有しておくことは非常に有用だと考えるわけです。