今年を振り返る

今年も残り少しとなりました。
あと1週間くらいあるので、今後どう変化するかわかりませんが、今の時点で今年を振り返ってみたい。
金額的な面から言うと、新たに資金を70万円投入し、評価資産は年初来と比べ約140万円増となった。
ただ、去年まで含み損がありましたので、単純に140万円増えたということではありませんが…。


株式部門では、何と言っても今年はトップカルチャーが大きく上昇してくれましたし、フォーサイド・ドット・コムの上昇も大きく寄与しました。
ただ、取引の中で、もう少し上手く売買できたのではないかという心残りはあります。
特に、トップカルチャーに関しては、利食いを頻繁に繰り返し過ぎました。
また、上昇過程において株価を追いかけすぎたという反省点もあります。
そして何より勉強になったのは、株式分割のあとに公募増資は良くあることだということです。
思い起こしてみれば、フォーサイドもそうでしたし、トップカルチャーもそうでした。
これは大いに勉強になり、今後の投資において大きく役立つことと思います。
そんなこともあり、9月頃から11月頃までは、JQの人気銘柄に手を出したり、震災復興関連銘柄に手を出したりと、あやふやな投資に走ってしまいました。
そこでの反省もあり、今では、割安銘柄で会社の実態に比べ割安にしか評価されていない株に投資するようになりました。
これって、成功すると気持ち良いですね(笑)。
芝浦電子にしろ、鈴茂器工にしろ四季報発売してから大きく上げましたから。
まぁ、株については今後も今の姿勢で臨んで行きたいと考えております。


外貨部門では、NZドルと豪ドルに特化して投資するようにしました。
これはこれで良いのではないかと考えてます。
米ドルはいろいろ不安だし、ユーロは割高と考えてますし、あちこち手を広げすぎなくてもいいのかなと考えております。
外貨建MMFは、長期で保有です。
証券会社も普段使っている会社とは別の口座にして、毎日の値動きを気にしないようにしています。


今年新たに始めたことといえば、純金積み立てです。
毎月1万円です。
まぁ、私は日本の財政は破綻し、凄まじいインフレと円安を懸念していますので、金や株を保有しておくことは重要と認識しています。
必要のない資金以外、現金保有の必要性はないでしょう。


最後に日本人の資産運用について、特に私の住んでいるような田舎では、郵便貯金と、農協貯金、そして一部の保険が善と考えられているだけで、株や外貨などは絶対に手を出してはならないものという見方が支配的です。
保守的なんですよ。
別に私が進めたわけではないが、ある友人が投資を始めようとしたら、家族に泣きながら「それだけは止めてくれ」と言われたそうです。
まぁ、私の場合も初めて証券会社に口座を開いたときは、「おまえは家を滅ぼすきか」と言われましたけどね(笑)。
今では、だいぶ免疫ができたみたいで何も言わなくなりましたけど(笑)。
しかし、これから5年後、10年後、私のやってきたことが必ず認められるときが来ると信じています。
この低金利で、定期にしておくことがいかにアホな行為であったか。
インフレは必ず来ます。
その時、貯金はパーですし、ハイパーインフレになって初めて、株を買ったり外貨を買うようでは遅いと思います。
とにかく、小額でも良いから投資してみることが大切だと思います。
まぁ、他人に強要はしませんけどね。
自分がしっかり考え、信念を持って行動すればよいことですから。


2007年から日本の人口はいよいよ減少傾向になります。
2025年には老齢人口が40%にも資産試算されています。
年金や国の制度だけに頼るのは危険です。
今から、自分年金作りに挑戦しています。
年金作りなのですから、慌てることなく長期的視点で、そして何より複利の威力を信じて今後の運用に望みたいと考える次第であります。