米雇用統計を利用した売買1

毎月第1週の金曜日は、アメリカの雇用統計が発表される日です。
雇用統計発表後は為替がよく動くというので、この変動を利用した取引をしてみました。
今回、予想を下回り、悪い結果でした。
午後9時30分の発表後、為替は素直に反応し急落しました。
この急落を確認後、豪ドルの売りを20枚エントリー。
米ドルでエントリーしてもいいのですが、豪ドルの方が激しく動きますからね。
一時は81円台割れ近くまで下落しましたが、陽線が発生し、反転の兆しが見られたので、81.16円で決済いたしました。


これまでは、重要指標の発表前に上がるだろう、下がるだろうと、いわばヤマ勘でエントリーしていましたが、今回の結果だと、指標発表後であっても十分利益が出せるということです。


今回は運良く成功したわけですけど、今後もこの雇用統計を利用した取引が精度の高いものなのか検証していきたいと思います。
(7月7日)


売り 81.76円 20枚  時間21:31:42
買い 81.16円 20枚  時間 1:53:27


為替益 120,000円
手数料   4,000円
利 益 116,000円


下記のチャートは、豪ドル10分足です。

・6月の米雇用、8万人増=低空飛行続く、失業率も横ばい
 【ワシントン時事】米労働省が6日発表した6月の雇用統計によると、景気動向を反映する非農業部門の就業者数は季節調整済みで前月比8万人の増加となった。増加幅は上方改定された前月(7万7000人)をわずかに上回ったものの、失業率の安定的な改善に必要とされる月20万人増には程遠い水準。民間雇用の回復ペースはむしろ鈍化しており、雇用の本格回復には力不足の状況だ。失業率も8.2%と前月比横ばいとなった。
 就業者数の市場予想(ロイター通信調べ)は9万人増で予想をやや下回った。失業率は予想通り。今後も雇用の低迷が継続した場合、米連邦準備制度理事会FRB)による追加金融緩和への期待が高まりそうだ。
時事通信 7月6日(金)23時0分配信より引用


・NY株、続落=米雇用統計を嫌気〔米株式〕(6日)
【ニューヨーク時事】週末6日のニューヨーク株式相場は、低調な内容の米雇用統計を受けて景気の先行き不透明感が強まり、続落した。優良株で構成するダウ工業株30種平均は前日終値比124.20ドル安の1万2772.47ドルで終了。ハイテク株中心のナスダック総合指数は同38.79ポイント安の2937.33で取引を終えた。(了)
時事通信 7月7日(土)5時30分配信より引用