TPPについて

最近、ニュースでTPPに関する話題が多く報道されています。
職場で私のところに「TPP反対の署名をお願いします」と署名を求められましたが、お断りしました。
私は、TPPの参加へは賛成の立場です。


他の署名してた人たちは、本当に反対なのだろうか。
まぁ、無関心の人とかは何も考えず署名してしまうのかもしれませんが、こういう経済の分野には特に関心があるので、信念で署名しませんでした(笑)。


特に農業団体が反対しています。
海外から安い農産物が入ってくれば、日本の農業は壊滅するというのが彼らの主張ですが、農業のように、保護してきた分野に限って衰退しているのも現実である。
自由化を行い、貿易の障害を無くしていくことが大切であると思う。
面白いもので、経済でも人間でも、保護すれば保護するほど衰退していきます
仮に、海外から安い農産物が入ってきたとしても、国内産が良ければ国内産を買う。


つまりは、経済というのは、開かれた状況に置かれるべきだというのが私の根底の考えです。
確かに、全く質の同じ工業製品のようなものであれば、安い方を買うかもしれませんが、食とか安全が関係してくる分野では、逆に日本製品の素晴らしさを海外に売り込むチャンスであると思います。
これは、農業にとって危機ではない。
チャンスなんですよ。
日本国内だけを見ているから反対なんかするんですよ。
世界には70億人の人口があります。
なぜ、この70億人の人たちに売り込もうとしないのか不思議なものである。


・TPPとは
太平洋周辺の国々の間で、ヒト、モノ、サービス、カネの移動をほぼ完全に自由にしようという国際協定。TPPとはTrans-Pacific PartnershipまたはTrans-Pacific Strategic Economic Partnership Agreementの略称で、環太平洋経済連携協定環太平洋戦略的経済連携協定、環太平洋パートナーシップなどと訳される。2006年5月、APECアジア太平洋経済協力会議)加盟国であるシンガポールニュージーランドブルネイ、チリの4か国が締結した経済連携協定が原型で、2009年11月にアメリカのオバマ大統領が参加の意向を表明したことから新たな自由貿易の枠組みとして注目された。その後、オーストラリア、ペルー、ベトナム、マレーシアも参加を打ち出し、計9か国が2011年秋のAPEC首脳会議までの協定合意を目ざしている。2015年をめどに、関税の完全撤廃が目標である。カナダ、メキシコ、中国、大韓民国(韓国)などもTPPへの参加を検討しており、TPPが最終的に太平洋を囲む主要国間の自由経済圏に発展する可能性がある。

TPPに加わると、鉱工業品、農産物などの関税がほぼ例外なくゼロとなるほか、外国企業、外資、看護師や介護士をはじめとする外国人労働者の受け入れに関する規制ができなくなる。基準・認証などの非関税障壁の撤廃も迫られる。このため通常の自由貿易協定(FTA)や経済連携協定EPA)よりモノやサービスの取引自由度が高まり、国内に保護すべき産業を抱えている国は協定に加わるハードルが高くなる。
(Yahoo百科事典より引用)