伊東潤さんの「北天蒼星 上杉三郎景虎血戦録」を読みました。
伊東さんには、お城のオフ会でお会いして声をかけていただいたことあります。
上杉景虎が主人公であります。
NHK大河ドラマ「天地人」では、直江兼続が主役でしたので、いわば御館の乱で勝利した上杉景勝や直江兼続の視点から描かれているわけですよ。
しかし、本書では御館の乱で敗れた上杉景虎の視点から描かれているわけです。
本書を読むと、景勝や兼続のイメージが大きく変わると思います。
「義」とは何か?
上杉景勝は、本当に義の精神を引き継いだのか?
いろいろ考えさせられます。
少なくとも、天地人のイメージからは大きく変わるでしょう。
逆にその点が、新鮮味あり、楽しく拝読させていただきました。
付箋も多く付けちゃいました。
あとは、越後国の城が多く出てきて、さらに越後の城について感心が深まりました。
旗持城なんかは、また登ってみたいと思います。
- 作者: 伊東 潤
- 出版社/メーカー: 角川書店(角川グループパブリッシング)
- 発売日: 2011/04/27
- メディア: 単行本
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鮫ヶ尾城 - 「未来の大富豪」の日記