今回の山形県の城調査の中でも、最も関心のあった城であります。
というのも、東北の関ヶ原と言われた長谷堂城の戦いの舞台であるからです。
長谷堂城は最上義光の家臣である志村光安が守っておりましたが、ここに上杉景勝の家臣である直江兼続が攻めます。
志村光安は1千人で籠城し、何とか守り抜きました。
この長谷堂城は最上軍の本拠地である山形城まで約10kmの地点であり、最上軍も最重要視していた城であると思います。
NHK大河ドラマ「天地人」の影響か、非常によく整備されてました。
解説板も分かりやすく、勉強になります。
本丸跡からは、直江兼続の本陣も見ることができます。
肉眼でも充分目視できますので、兵に動きを観察することもできたでしょう。
確か前に聞いた話ですけど、山形県って山形市の人は最上派。
米沢市の人は上杉派というように二分されてるそうです。
まぁ、確かに山形市は最上の本拠地ですし、米沢市は上杉の本拠地ですからね。
この後、引き続き山形城に行きました。
山形城へは3回目ですが、まだ100名城のスタンプを押してなかったので…。それにしても、最上義光の銅像はカッコイイと思います。
私は、日本一カッコイイ銅像だと思っております。
土塁
帯曲輪
曲輪
本丸跡
本丸跡から直江兼続の本陣を望む
(写真中央に白い旗が見える)
長谷堂城主、坂紀伊守光秀
直江兼続の本陣跡からの見た長谷堂城
直江兼続本陣跡