東京電力はストップ安で約59年ぶりの安値

本日も東京電力が暴落。
上場来安値を更新しました(4月5日)。


「低レベルの放射性物質を含む水…。」とか表現してますけど、いかにもマヤカシですわな。
「低レベル」と表現することで、いかにも低レベルである事を強調したいのでしょう。
でもそれって、あくまでも「高レベルに対して、低い」と言っているだけですからね。
危険な事に変わりありません。


その上、漁業関係者に報告もなしに、海に捨てるとはねぇ。
ちゃんと補償してもらわないとね。


もうこの会社、上場企業である必要もないし、民間会社であることの意味もない。
早急に、国有化するべきですよ。


悪い意味で歴史に名を残す企業になっちゃいましたね。

東京電力はストップ安で約59年ぶりの安値を漂う
東京電力 <9501> は5日の後場もジリ安商状を続けて下値を模索し、14時18分にストップ安となる362円(80円安)をつけ、終値もストップ安。終値での上場来安値は393円(1951年12月11日)となり、約59年ぶりの安値を前場から割り込む相場となった。

 悪材料としては、福島第1原発で低濃度放射性物質を含む水を海上に放出したことにより、補償が水産関係や、場合によっては海外にまで拡大する可能性があると懸念されたことが言われていた。ストップ安は、直近では3月28日、29日、30日に3日連続となり、その後は4月1日の399円を安値に下げ一服となっていた。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media−IR)
15時39分配信 サーチナより引用


東電がストップ安配分、上場来安値と出来高過去最高を更新
東京電力 <9501> が後場に入り下げ足を速め、大引けは80円ストップ安の362円で配分により売買が成立した。1951年12月以来約59年ぶりの上場来安値を更新。ストップ安配分後、149万強株の成り行き売り注文を残している。汚染水を海へ放出したことで、周辺海域への影響を懸念した売りが出たようだ。出来高は2億993万株と今月1日の2億360万株を抜き過去最高を更新した。


 同社は5日、福島第一原子力発電所2号機の取水口付近で4日に採取した海水から、1ccあたり20万ベクレルと国の基準の500万倍のヨウ素131が検出され、同じ2号機の取水口付近で採取した海水からは、放射性物質半減期が30年と長いセシウム137も国の基準の110万倍の濃度で検出されたと発表した。魚介類などへの影響や今後の風評被害の発生などが心配される。


 枝野官房長官は午前中の記者会見で、福島第一原子力発電所から低レベル放射性物質に汚染された水が放出されたことについて、海への影響を注意深く監視するため、モニタリングの強化をはじめ、汚染水の拡散を防ぐためフェンスの設置などさまざまな手段を検討しているとしている。

提供:モーニングスター
15時33分配信 モーニングスターより引用


東電、ストップ安の362円で引ける 59年ぶり上場来安値更新
5日の東京株式市場で、東京電力株は朝方から売りが殺到し、昭和26年12月11日に付けた終値ベースでの上場来安値(393円)を約59年4カ月ぶりに更新、ストップ安となる前日比80円安の362円でこの日の取引を終えた。


 終値をもとにした時価総額は約5800億円と6000億円を割り込んだ。震災発生前の10日と比べると、約2兆9000億円が吹き飛んだことになる。


 4日に、福島第1原子力発電所に溜まった低濃度の放射性物質を含む汚染水を放出すると発表したことから、朝方から売りが殺到。「東電の補償問題がさらに漁業者などにも拡大するとの見方が出ている」(大手証券)との懸念が売りに拍車をかけた。午前9時14分に24円安の418円で寄り付いた後、上場来安値を更新した。400円を切る下値では買い戻しの動きも見られるが、結果的にストップ安となった。
産経新聞 4月5日(火)15時5分配信より引用