口裏合わせ

本日の大河ドラマ天地人で、手取川の戦いの場面がありました。
歴史好きの友達とも話していたのですが、手取川の戦いの場面があまり詳しくなく、回想的になっていたのが残念だったと。まぁ、主役は直江兼続でありますからね、兼続は手取川の戦いには参加していませんでしたから、仕方のないことなのかもしれません。


この戦いは、1577年であり、上杉謙信VS織田信長であります。
当然、上杉謙信の勝利で終わりました。
しかし、謙信も変わった男で、深追いはしませんでした。
天地人で信長が
万に一つの天下取りの好機を逃すような男に天下が取れるはずがない
と言っていました。
う〜ん、人生的にも感動的な言葉でした。
人生そうそうチャンスは転がってるわけではないでしょうから、貴重なチャンスは掴み取らないとね。
まさに、敵ながらアッパレってことですな(笑)。


手取川の戦いの翌年、1578年3月9日に、謙信は厠で倒れ、同月13日に死去するわけです。この人、酒の飲み過ぎなんです。その上つまみが梅干だったから、塩分の摂りすぎなわけですわ。享年49歳でした。ちなみに信長も1582年6月2日に本能寺の変で死去します。これまた享年49歳(まさに人間五十年ですな)。


次回は、謙信死去ですが、きっと口裏合わせするんですよ。上杉景勝支持派が。仙桃院(謙信の姉)が倒れている謙信に「跡継ぎはどちらですか?景勝様ですか?」と訪ねて謙信が頷いたってことにするんです。
脳溢血で倒れてるのに頷けるわけないじゃろ。


おっ!これって小渕恵三総理が倒れた時も同じです。青木官房長官は小渕総理に「首相臨時代理をやるように」と言われたと言っていますが、そんなことはウソでしょう。脳梗塞で意識のない総理がそんなこと言えるはずはありません。元総理のシンキロウと口裏合わせをしたんでしょう。
そう考えると、いつの時代もやってることは同じですな。


去年のことですが、この友達と石川県の手取川を訪ねました。天地人紀行でもやってましたけど、この石碑が写っていました。