大暴落

今日は、日経平均株価が1,000円以上の大暴落となりました。
ニュースでもトップ扱いで報道しております。
これまで急激に上昇してきましたから、この辺で調整も必要だと思います。
特に初心者の方で、上昇局面しか知らない人は、肝を冷やしているんじゃないかと思います。
まぁ、私は投資の世界に10年以上身を置いておりますと、このような局面に何回も遭遇するわけであります。
そうすると、「またやってるわ」ってな程度の感じです。
今回のように暴落の時こそ買い場でしょうね。
特に、今回は上げ局面での暴落ですから、またジワジワと調整して上昇していくのではないかと考えております。


ドル円は2円程度円高が進みましたので、200万円程度も含み益が減ったわけですが、損益分岐点は約85円ですので余裕を持って見ていられます。
安い段階で買っておくことがいかに大切であるか、改めて実感しております。
投資において「心の余裕」というものが最も大切です。


・東京株暴落、1143円安=13年ぶりの下げ幅―長期金利は乱高下、円急伸

23日の東京株式市場は、金融市場の混乱を不安視した売りが広がり、日経平均株価が前日比1143円28銭安の1万4483円98銭と暴落した。5営業日ぶりの下落で、ITバブルが崩壊した2000年4月17日(1426円04銭)以来13年ぶりの下げ幅となった。一方、長期金利は株の暴落などを受けて乱高下。指標となる10年物国債の流通利回りは1%ちょうどまで上昇(債券価格は下落)した後、一時、前日に比べ0.060%低い0.825%に下がった。
 円相場は、午前中に1ドル=103円台半ばを付けた。その後、海外への株安連鎖に対する不安感から、ドルを売って相対的に安全とされる円を買う動きが強まり、1週間ぶりに101円台へ急伸。午後5時現在は101円92〜94銭と前日比87銭の大幅円高・ドル安だった。
 日経平均は、安倍政権の経済政策「アベノミクス」への期待感から急速な値上がりが続いていたものの、楽観的な見方に警鐘を鳴らした形だ。長期金利上昇による企業の投資負担の増加や、円安の一服に伴う業績改善の鈍化が懸念される上、中国経済の先行き不透明感も出始めている。市場関係者からは「株価はしばらく調整局面を余儀なくされそうだ」(大手証券)との声が上がった。
 株式市場では、投資家の間で弱気心理が広がった。日経平均の下落率は史上10位の7.32%。東証1部の約99%に当たる1691銘柄が値下がりする全面安で、不動産や銀行株など業績が金利動向の影響を受けやすい銘柄の大幅な下落が目立った。
 債券市場では、黒田東彦日銀総裁の22日の記者会見での発言について、金利の一定の上昇を容認するとの見方が広がった。しかし、株式市場の動向に加え、日銀が金利の急変動を抑えるために約1兆2000億円に上る大量の資金供給を行ったことで流れが一転。株より安全とみられる国債への資金移動が広がり、長期金利の低下に拍車がかかった。

時事通信 5月23日(木)15時4分配信より引用


長期金利が急騰、1%台に 1年2カ月ぶりの水準
23日の東京債券市場は、長期金利が急上昇(債券価格は下落)し、指標となる新発10年物国債の流通利回りは一時、前日終値より0・115%幅高い1・000%をつけ、2012年4月以来、約1年2カ月ぶりの水準となった。

 米連邦準備制度理事会FRB)の金融緩和策が縮小されるという観測が広がり、米国の国債が売られ長期金利が上昇しており、「日本の長期金利も連動して上がっている」(大手証券)という。
朝日新聞デジタル 5月23日(木)9時15分配信より引用