善光寺

これだけ全国各地を旅し、長野県も何度となく訪れておりますが、善光寺は初であります(12月11日)。


本堂の「お戒壇めぐり」ってのが一番印象的でしたわ。
御本尊が安置されている瑠璃壇下の真っ暗な回廊を通り、極楽の錠前を探り当て、御本尊と結縁するというもの。
いわばこれも修行の一つ、道場だということです。


ここ入ったことある人は分かると思いますけど、真っ暗。
ほんと何も見えないんです。
そこで私、思いました。
人間死んで、天国に行く時は、こんな暗闇を歩くのかなと。
右も左も上も下も、地位も名誉も何も無い。
そんな感じがしました。


ちなみに錠前は、何とか探し当てることができましたよ。


そして、この善光寺の近くには上杉謙信武田信玄が争った川中島があります。
なぜ両者がこれほどまでに川中島で争ったのか…。
様々な理由がある中で、この善光寺の支配権を争う戦いであったという見方もあります。