高柳城

加茂市の高柳城へ(6月26日)。
築城年・築城者とも不明ですが、一説によれば加治荘の地頭であった佐々木盛綱の家臣が、建仁年間(1201−04年)に築いたともされております。


登り口から15分ほど登ると、立派な空掘りが出現します。
これだけ長く立派な空掘りを見ると感動します。
本丸までの間に帯郭が三層ほどあり、虎口もありました。
本丸跡には土塁と高柳城を示す標柱がございます。


なぜかこの城には、深さ15センチ程度、直径1メートル程の小さな穴らしきものが無数に存在していました。
これは一体何なんだろうか?
井戸ではないと思うのですが、何か建物が建っていた土台の一部なんでしょうか…。
建物を建てる際に、土台として石を設置するのではなく、直接穴を掘って柱を立てていたのかもしれません。
まぁ、推測ですがね。


保存状態が良く、見所が多い城ですが、山蛭の攻撃には注意されたし。








本丸跡

本丸手前の土塁・虎口

本丸からの眺め

高柳城(遠景)