津川城

新潟県阿賀町の津川城へ(9月27日)。
SW中は、県外遠征が続きましたが、今回は県内の城へ。
津川城は、新潟県福島県の県境近くに位置しております。
城主は葦名軍配下の金上遠江守であります。
おう、信長の野望に登場する葦名家の弱い武将ですな(笑)。
まぁ、この津川のあたりは会津に近いですから、越後国といえども上杉より葦名の影響を強く受けていたようです。


越後国の城にしては珍しく石垣が残っております。
大規模に石垣が使われているのは、村上城と津川城くらいなものです。
写真でも、一部確認できると思います。
草に覆われておりますが、当時は立派な石垣であったと推察できます。


本丸上には「麒麟山城跡碑」という立派な石碑があります。
近くに麒麟山があるので、別名を麒麟山城というのでしょう。
また、狐戻城という別名もあります。
狐も昇り降りする事ができないくらい急な山ということなんでしょうけど、確かにそんな感じです。
ちなみに、麒麟山にも登ってみましたが、危険な山です。
岩山であり、急激な岩場であり、万が一足を滑らせたら命はないと思います。
そんなことなので、慎重に慎重に登山するべきです。


ところどころ岩が削られているというか、切り取られているのが確認できます。
これは、この津川城の石垣として使われたのでしょう。
また、これは推察ですが、近くを阿賀野川が流れておりますので、石を切り出し下流まで運んだ可能性は十分考えられます。
そうなると、新発田城の石垣に使われたかもしれません(これはあくまでも推測ですが…)。







石垣

石垣の拡大写真

本丸