夏戸城

本日(2月8日)は、3つの城を攻略せしめました。
天神山城の次は、夏戸城へ。
夏戸城は、長岡市寺泊町夏戸にありますが、地図を見ても載っておりません。


まずは、下記の大きな看板がお出迎え。
しかし、地図には載ってないので、自力で探さなければなりません。
夏戸集落周辺を探すと、すぐに館小路とかかれており、夏戸城への案内板が見つかりました。
館小路とあるくらいですので、かつてここは城へと続く、いわば城下町のような場所だったのでしょう。


案内板が、見つかったのは良いものの、大雑把な案内しかありません。
今まで城を調査してきた経験と勘だけを頼りに山の中へ。
写真のように、藪の中を進みます。
でも、何となく分かるんだよね。
しばらくすると、夏戸城跡という白い木柱が!!
しかし、この木柱は、今にも朽ち果てんとしておりました。


去年、長岡市越路町来迎寺の来迎寺城を訪ねたことを書きましたけど、この夏戸城跡もネットで公開されるのは、ひょっとして初めてかもしれません。
マイナーな城です。
でも、来迎寺城よりはマシです。
案内板は出てるしね。
地元には保存会もあるようです。
こういう手造りの看板は、温かみがあって好きです。
城主は、志田義秀で直江兼続の与力でもあったようです。
上杉二十五将の一人に数えられているそうですが、私は、上杉二十五将が誰か分かりませんし、志田義秀の名前を聞いたのは初めてでした(笑)。
それは私の勉強不勉強なだけなのですが、驚いた事に「夏戸城のロマン」という本があるようです。ぜひ、読んでみたいと思いました。


いや〜、それにしてもこういう城跡も好きです。
マイナーで誰も訪れない、ただただ木柱が迎えてくれる。
ん〜、趣き深いものじゃ(笑)。






夏戸城のロマン―現代へのメッセージ 上杉謙信のつわものたちの城と歴史

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