赤田古城

「赤田古城は、赤田城の約1km南方、刈羽村赤田町方に位置する標高156mの山城である。地元では斎藤氏以前の赤田氏の居城と伝えている。赤田氏を破った斎藤氏は赤田古城の北方に赤田城を構築し本拠地としたという。しかし調査の結果、赤田古城は遺構上から戦国期の山城であることが判明した。・・・(略)赤田城の支城の一つであったと考えてよい。」(柏崎市史資料集 古代中世編より)


ってな訳で、刈羽村の赤田古城へ(6月21日)。
場所は、柏崎方面から曽地峠を上ると写真のような場所があります。
ここから山道を20分〜30分歩くと本丸跡に到着する。
いや、正確には山道ではなく道なき道。
単独で行くのは迷う危険があるので、必ず複数人で捜索するべきでありましょう。
近くに交通量の多い国道8号線が走っているので、車の音を聞きながら方向を想像しながら行動してください。
よっぽどの覚悟と興味がないとオススメできません。
というか、地元の人でも赤田城は知っていても赤田古城の存在を知らない人も多いと思います。
私も上記の資料で知るまでは分かりませんでした。


ただし、本丸跡には朽ちかけた標柱と意外に広い本丸があります。
さまよって、これだけの本丸に辿り着くと感動的ではありますがな。
誰も来た形跡はなく、1週間くらい野宿してても、修行してても見つからんでしょうな(笑)。
また、本丸跡に登るには急な空掘りを超えなければなりませんので、必ず汚れても良い服装と軍手を忘れないで登城してみてください。
ほんと、途中までの道は整備されてないし、案内板は全くないのでオススメは出来ません。
どうしても行きたいと言うなら無理には止めんがね(笑)。