新潟県知事選挙で花角英世氏が当選

6月10日投開票が行われた新潟県知事選挙は、自民党・公明党が支持した花角英世氏が当選しました。
これまで一風変わった知事が続きましたので、県民は安定感のある知事を選択したのでしょう。
原発の話題も大事ですが、「原発のない未来へ」だけでは、当選しませんよ。夢も希望もありませんから。
「新潟のことは新潟で決める」とか言っていましたけど、野党の幹部が新潟入りしたり、森友問題・加計問題で云々で騒がれたり、新潟のことではなく、国の問題を選挙の争点化にしようとしている野党系の戦術に疑問を感じました。
花角陣営は、新潟県内で一番人口の少ない粟島浦村で出陣式をしました。
この辺、「農村から都市を包囲せよ」という田中角栄の選挙手法を真似たのだと思います。
おかげで、佐渡市や粟島浦村では圧倒的票差でした。
開票結果ですけど、思っていたより差が開いた感じがします。
最初に票が開く町村部は、だいたい自民党系が強く、大票田の市部の票が開いてくると野党系の候補が票を伸ばすというこれまでの経験があったのですけど、このたびの選挙では、市部で野党系の票が伸びませんでした。
ちなみに、今回の選挙、主力候補の誹謗中傷、ネガティブキャンペーンがネット上で騒がれており、私は辟易しておりました。
新知事は、佐渡出身の方ですので、佐渡観光の面でも期待できそうですね。
(6月17日)


新潟県知事選挙開票結果
当選   花角 英世546,670    49.6%
     池田千賀子 509,568    46.2%
     安中  聡  45,628     4.1%