参議院議員選挙開票の進捗と得票数の分析

7月21日に参議院議員選挙が行われました。
結果は自民党公明党が圧勝して、衆参のねじれが解消しました。
選挙マニアの私は、変わった角度から分析をしてみました。
これ、一度やってみたかったんですが、開票が進むにつれ、どのように票数が伸びていくかという分析です。
データは、新潟日報の開票速報HPから入手しました。


まず、21時30分ころから票数が増えてきます。
これは、20時に投票を締め切って21時から開票が始まった町村部の票だと思われます。
その根拠として、町村部で強い自民党候補者の得票割合が50%以上を占めています(最終的には43%の得票)。
それから、開票の方法として、票数がある程度まとまった票から計数機にかけるので、得票数の多い候補者の票は比較的早い段階で集計が進むのかもしれません。
また、一部の町村では、18時に投票を締め切って、20時から開票を行うところもあります。


次に22時30分ころから票数が増えだします。
今度は、市部の開票が進んでくるからでしょう。
確か、各市町村において開票は1ヶ所で行うはずですから、市部の場合、20時に投票が終わり、広い範囲から1ヶ所に投票箱を集め、休憩や、確認作業をすると21時30分過ぎから22時に開票作業が始まると思われます。
その票数が22時30分ころから入ってくるのでしょう。


新潟選挙区の場合、定数2で、1位は自民党候補で間違いないと予測されてましたので、2位争いが見ものだったんですけど、シーソーゲームになることもなく、面白味には欠けましたね。
それにしても、事前の世論調査って正確ですよね。
これって確率の問題なんでしょうけど、全国で大体3万人くらい調査すれば分かってしまうから驚きです。


こんな分析をしても役立つことはないでしょうけどね(笑)。