模擬原子爆弾投下の地

柏崎市大字長崎の模擬原子爆弾投下の地を訪ねました(4月28日)。
1945年7月24日(一部説では7月26日)に、アメリカ軍のB29がこの地に模擬原子爆弾を投下しました。
この記載は、広島県の平和記念資料館にも記載があります。
私自身も直接祖母から話を聞いたことがあります。
「田んぼで棚草を採っていたら、越後線の汽車が走ってくる上空をB29が追いかけてきて、爆弾を投下した。ガラガラドーンと凄い音がした。手前に荒浜駅があり、電車は停車したが、アメリカ軍は駅があることを知らなくて、汽車が走ってくるであろう先に爆弾を投下した。どうも汽車には偉い人が乗っていたのではないか。この爆弾で数人死んだらしい。爆弾が落ちた地はしばらく大きい穴が開いていて見に行った。」と言っておりました。
またある人の話では、「当時、高町小学校で教師をしていたが、朝礼が終わった頃にガラガラドーンと大きな音がし、棚草を採っていた生徒のお母さんが亡くなった。」と話しておりました。
現在、柏崎刈羽の人達でもこの歴史を知っている人は少ないです。
西中通コミュニティセンター運営協議会の方々が、看板を整備してくれました。
協議会の方々の御尽力に感謝するとともに、この歴史を子供たちにも伝えていかなければならないと強く思いました。
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