FX口座

FX口座の状況です。
今週は、週の半ばには94円台まで円安が進みましたが、後半、92円台まで円高に振れる展開となりました。
それというのも麻生財務大臣が急ピッチで進行した円安について「われわれの意図しないくらい」との見解を示したためです。
なぜ、こういう発言をするのかねぇ。
そもそも、政策として円安方向に持って行こうとしているのだから円安に進んで当然じゃないですか。
まぁ、円安のピッチが速いと思っても、それは言わないこと。
順調に円安に向かっているのだから、こういう時こそ「為替水準についてコメントしない。」と言えばいいのです。
安倍政権として、円高退治することを表明しているのに、こういう発言が出るから「大丈夫かしら?」と思ってしまうわけです。
とは、言いながらも、どこかで調整局面はあるでしょうから、それが今であったと思えばいいでしょう。
一時は、92円台円前半まで円高になりましたが、92円台後半まで戻して取引を終えました。
非常に底堅いですし、日本の貿易収支が過去最大の赤字となったということで、円安方向に向かう要因は多々あります。


いまだに米ドルのロング(買い)は100枚です(直近は103枚)。
前々から申しているように、ポジションが多すぎることは重々承知しているので、相場の動きを見ながら減らしていく方向です。
今、考えていることは、アメリカの景気が回復してきて金融緩和を止めて、金利を引き上げる局面になってきた時のことです。
いずれ米が金利を引き上げればドル高になるでしょうから、1ドル100円くらになはなっているでしょう。
そこで、米の金利が5%、日本の金利が0%であれば、スワップ金利は5%となります。
その時点で100枚ロングしていれば、100枚×1,000,000円×5%=5,000,000円となり、1年間のスワップ金利は500万円となります。
金利3%でも、300万円です。
まぁ、こう上手くいくかは別として、米国の金融緩和後を見据えた行動をしていかなければならない時期になっているなと考えております。