花籠部屋が閉鎖へ

花籠部屋が経営難で閉鎖するという事で、非常に残念です。
なにせ花籠親方は、私が力士の中で最も熱く応援していた元関脇・太寿山だからです。
この顔の風貌が好きなんです。
いかにも田舎にいそうなオヤジみたいな感じでさ(笑)。
太寿山の大ファンなんてのも、かなりマニアックな存在でしょう。
たぶん日本に数人しかいませんよ(笑)。

なので、NHKは、太寿山が土俵に上がると「それでは、ここで明日の取り組みをご紹介しましょう」とか言いやがる。
私は、太寿山の情報をもっと紹介してもらいたいのに…。
こっちは、自分の事のように応援していたのにさ。
太寿山が引退したころから相撲はあまり見なくなりました。

親方というのも、部屋を経営していかなければならないという事で、なかなか大変なんですなぁ。


花籠部屋、閉鎖…力士11人、峰崎部屋に転籍へ
大相撲の花籠部屋が閉鎖になることが10日、分かった。複数の関係者が明かした。師匠の花籠親方(53)=元関脇・大寿山=と十両荒鷲(25)ら11人の力士は同じ二所ノ関一門の峰崎部屋に転籍する方針。5月中にも日本相撲協会へ申請する。

 花籠部屋が21年目で部屋を閉めることになった。この日、墨田区の部屋で花籠親方は「落ち着いたらきちんと話をします」と明かした。

 同部屋は横綱・初代若乃花横綱・輪島らを輩出したが不祥事から85年12月に消滅。92年10月に現師匠が二子山部屋から独立し、7年ぶりに再興した。角界で初めて山梨県内に部屋を開き、96年12月から現在の場所に移転、幕内・光龍十両荒鷲の2人の関取を育てたが、21年目の今年で歴史に幕を閉じる。

 閉鎖の理由を親方自身は明かさなかったが、近い関係者によると周囲に「部屋の運営が難しくなった」と漏らしているという。力士は部屋頭の荒鷲ら11人いるが、少子化などで新弟子の獲得には苦労が絶えない。さらに協会は公益財団法人化へ向けて今後、年寄名跡はこれまでの事実上の売買を全面的に禁止し、協会が一括して管理する方向性を打ち出している。

 親方衆は名跡の譲渡で将来の生活設計を立てている部分がある。しかし、協会一括管理で先行きが不透明となったことも部屋運営が厳しくなった背景にあるともみられる。実際、相撲部屋は06年8月の尾上部屋から6年間も新設はない。逆に閉鎖は11年1月の桐山部屋から、師匠が急逝した田子ノ浦部屋を含め、今月24日に大島親方(元大関・旭国)の定年で消える大島部屋まで4部屋を数える。06年8月には全体で54部屋だったが、花籠部屋大島部屋の閉鎖で今後は47部屋に減少する。さまざまな改革の波が部屋運営の厳しさを増し、ある意味本末転倒の状況に陥っている。

 今後、親方と力士は同じ二所ノ関一門の峰崎部屋へ転籍する方向。5月中にも申請し、力士は新たな環境で土俵に上がる。

 ◆花籠部屋 横綱・初代若乃花が師匠を務めた旧二子山部屋から元関脇・大寿山の花籠親方が92年秋場所後に4人の内弟子を連れて分家独立。同年10月に山梨・上野原町で部屋を開き、85年12月に消滅した部屋を再興した。96年12月に現在の墨田区緑に移転。部屋を開いてから16年目の07年初場所光龍十両に昇進し、初の関取が誕生。11年名古屋場所には荒鷲新十両に昇進し、2人の関取が誕生した。
スポーツ報知 4月11日(水)8時2分配信より引用