円急伸、一時78円台半ば=約4カ月ぶり高値

再び円高が進み一時1ドル78円台に突入しました(7月13日)。
毎回同じことの繰り返しですが、1ドル78円ってのは、ドルの買い時です。
ですから、80円台割れでは思い切ってドルを買っています。


また、これも繰り返しですが、たまに1ドル50円台になるとか60円台になるとか言う人がいます。
可能性としては極めて低いでしょう。
いくらアメリカにとってドル安が輸出に有利だといっても、1ドル50円台とかになれば基軸通貨としての価値が揺るぎ、ドルの威信が揺らぐ事になるでしょうからね。
そんなことは何としても防ぎたいでしょうから。


また、個人的には円売りドル買いの為替介入を期待しています。
震災直後に協調介入しましたが、ここで再び介入すれば「何としても1ドル70円台の円高を防ぎたい」というメッセージにもなります。
すると今度は大きく円安が進む可能性もあります。


まぁ、長期的なチャートを見るとまだまだ円高に歯止めがかかった感じはしませんがね。


・円急伸、一時78円台半ば=約4カ月ぶり高値―外為市場

13日午前の外国為替市場は、欧州の債務問題を背景に円買いが続き、早朝には海外市場で一時、1ドル=78円48銭に上昇した。東日本大震災直後の3月17日以来、約4カ月ぶりの円高水準。その後はやや円売りが優勢となり、正午現在は前日比38銭円高・ドル安の79円37銭〜40銭。
 野田佳彦財務相は同日午前、財務省内で記者団に対し「ちょっと一方的な動きだと思うので、きょうもしっかりマーケットを注視していきたい」と述べたが、為替介入の可能性には言及を避けた。
 前日の米国市場では、米大手格付け会社によるアイルランド国債の格下げや、欧州債務問題がスペインやイタリアに波及することが懸念され、円を買う動きが強まった。東京市場に入ると、介入警戒感もあり、79円台半ばに反落した。 

時事通信 7月13日(水)12時25分配信より引用