発電コスト

今回の福島原子力発電所の問題に関して、発電所別の発電コストを調べてみた。
まぁ、様々なデータの取り方があるにせよ、原子力発電所太陽光発電所の1/10程度である。
しかし、今回のように一たび事故が起きると、このコスト表は当てにならならないほど高くなってしまう。


本日(4月1日)の新聞に東電社員が福島県の避難民に頭を下げている写真が掲載されていたが、放射能が漏れると、生命、土地、仕事、生活の全てが失われてしまう。
これでコストが低いといえるのだろうか…。


やはり原子力ではなく、自然エネルギーを中心としたエネルギー政策に転換するべきだともう。
太陽光発電のコストは高いが、これを期に政府がエネルギー政策の大転換を進めれば、世界で最も進んだ省エネ・低炭素社会を確立することが出来るのではないかと私は思う。


私たちも多少負担が増えるかもしれないし、我慢しなければならないことも多くなるだろう。
しかし、そこは日本人。
技術力もあるんだし、例え、同じテレビであるにせよ消費電力をもっと抑えたテレビを開発することも出来るはずである。


まだまだ、そこまで考える余裕はないかもしれないが、長期的ビジョンを敢えて手案したい。