東京電力は1983年7月以来の時価総額1兆円割れ

東電を国有化するという話が出ています。
そもそも電気を供給するという極めて公共性の高い企業なので、上場している事に意味があるのかという議論もあります。
私見ですが、電力会社は極めて公共性が高いので、国がある程度の株式(例えばか半数近く)を保有しているのが望ましい姿なのではないかと思います。


どこの会社に入ったから人生安泰だとか、どこの株式を保有しているから安全だという神話はもう通用しないということを感じました。


平家物語の冒頭
『祗園精舎の鐘の声、
諸行無常の響きあり。
娑羅双樹の花の色、
盛者必衰の理をあらはす。
おごれる人も久しからず、
唯春の夜の夢のごとし。
たけき者も遂にはほろびぬ、
偏に風の前の塵に同じ。』


にもあるとおり、永久に栄えることはない。
逆に、今は苦しくても努力していれば必ず報われる時が来る。
そうも感じさせられました。
日々謙虚に、日々感謝。


投資の世界というのは人生についても教えてくれます。
だから魅力的なのでもある。