ふと書店に立ち寄ると「ことばを旅する」という本を目にした。
正確には、著者が細川護煕となっていたので、反射的に手にとったのだが…。
11月1日から3日にかけて、NHKスペシャル証言ドキュメント永田町・権力の勃興という番組が放送されていた。
今までの首相とは違った爽やかさで発足当初は高い支持率だった。
その後のゴタゴタで8ヶ月の短命政権でしたが、印象に残った首相でありました。
さて、「ことばを旅する」は、題名のとおり、その言葉縁の地を訪ねるという内容である。
上杉謙信が陣を張ったとされる長野県の飯山城や、東京の神田古書店街も紹介されている。
新潟県内としては、良寛の国上寺五合庵や、世阿弥の佐渡加茂湖畔。
登場する言葉もそうだが、きれいな写真が多数あるのが気に入りました。
無論、衝動買いしてしまったことは言うまでもない。
かつて、総理大臣まで勤めた細川氏だが、現在は不東庵で自由気ままに陶芸等をして過ごしているらしい。
自分もいつか、俗世間の煩わしさにとらわれず、そして時間を気にせず、自由に全国を旅したいものである。
- 作者: 細川護煕
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2008/08
- メディア: 単行本
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