五十公野城

3月7日、新発田市にある五十公野(いじみの)城址に行ってまいりました。
城主は、五十公野道如斎です。
新発田重家が、御館の乱の恩賞の不満から反乱(新発田重家の乱)を起こした際に、重家に味方しましたが、上杉景勝に鎮圧されました。結局、城主の五十公野道如斎は、内部の裏切りにより殺害されてしまいました。
この新発田重家の乱には直江兼続も参戦しているようですから、大河ドラマ天地人でも描かれてるかもしれませんね。

ここら辺一体は、公園として整備されており、その一部が五十公野城址となっております。
空掘り跡が確認できました。
また、写真のように「五十公野城址」という巨大な石碑が残っておりました。
この石碑なら300年から500年は大丈夫でしょう。
それにしても様々な城を訪ね思うのです。
石碑はいろいろあるのですけど、大正時代に建てたような石碑は、風雨にさらされ、字が見えにくくなっているものも多いのです。
硬い石に刻まれたものでも、年月が経てば再び単なる石に戻ってしまう。
なんか、自然の偉大さというか、人間の儚さを感じさせられます。