吉備国への旅(信長の館編)

8月16日に吉備国岡山県)に行ってきました。
その模様について数回に分けて報告いたします。


本日は信長の館について。
午前3時6分に自宅を出発して、信長の館に着いたのは午前9時45分。
岡山に行く途中で寄り道をしたってわけです。
信長の館は滋賀県蒲生郡安土町にあります。
昔の地名で言うと北近江であります。
家から6時間以上ですな。
八日市インターで下りて40分くらいかかりました。
戦国ファンとして、一度は織田信長安土城の地を訪ねてみたかったのです。
信長がなぜ安土に城を建てたのか?
その理由の一つに上杉謙信の上洛を防ぐためというのがあります。
安土は越後から京都に行く途中にありますからな。
それだけ信長は我らが上杉謙信を恐れていたって事です。
私は、今日ここに来るまで上杉謙信が上洛する姿を想像しながら来ました(笑)。
写真は下記に掲載したのでご覧いただきたいのですが、黄金の天守が再現されてまして超感動でした。
外観からしても立派な建物です。
信長のヤツやりおるなぁ。
敵ながらアッパレなヤツ(笑)。
信長が戦国時代の中で領土を拡大できた理由はいろいろあるでしょう。
兵農分離楽市楽座など。
でも、一番の理由は、領土を拡大するごとに城を移ったことだと思います。
尾張清洲城から岐阜城安土城というようね。
これは攻める上で時間の短縮効果がありますからね。
上杉謙信武田信玄のように居城としていた春日山城躑躅ヶ先館までいちいち戻っていたのでは、交通網の発達していなかった戦国時代では、かなりの時間的ロスになっていたと思います。
まぁ、その辺は論じだすと長くなるのでこの辺にしておきまして。

時間があれば安土城跡にも登りたかったのですけど、時間がないので隣の安土城考古博物館も含めて約1時間の滞在でしたが、安土の地を訪れることができ大満足です。

書物だけの世界ではなく、こうやって実際に歴史上の人物と同じ地の空気を吸うということは非常に感慨深いものであります。