一人一株主運動

私はワタミの株は保有してませんけど、ここの社長さんの本はよく読みます。
今回は、「もう、国には頼らない」
という本を読んでいます。
私もそのとおりだと思うのです。


年金問題をはじめ、「官」の不祥事続きの昨今。
官だから安心で、民だから不安だという発想自体が古いという意見に大いに賛成です。
その官がこれだけの不祥事を続けているのですから…。


自分の資産だってそうですよ。
貯金が良くて株が悪いと言うこと自体、偏見であり、誤った考えなのです。
貯金というのは、いわば意志なきお金。
更にいえば、銀行に丸投げしているようなものですからね。
それに比べ株式は意思あるお金です。
株式を保有することで、自分の考えを主張することもできるのですから。


私は新潟県人として、地元の人たちが頑張って働く会社を応援することで少しでも社会のためになれたらという思いから、地元企業の株式を中心に投資している。


「一人一株主運動」なんてのはどうだろう?
自分の好きな会社や応援したい会社の株を保有する。
そして、不正をした時や、間違った方向に進もうとした時は、株主総会で反対票を入れる。
また逆に、環境対策や、社会貢献につながることをする時には、賛成票を入れる。
こういうことで、社会に貢献も出来ると思うのです。


まぁ、結局は様々な人の意見を参考にしながらも、それを鵜呑みにすることなく、自分自身で考え行動すること。
これが最も大切なことなのだと思う。

もう、国には頼らない。 経営力が社会を変える! (NB online books) [ 渡辺美樹 ]