3億円の作り方、そして使い方

1952年から1998年までの日本の平均年間収益率は下記のとおりです。
・株式  14.5%
・債券   6.8%
・定期預金 5.1%
これを見ても、長期では株式投資が一番安全で収益性があることが分かります。なにせ平均でこの数字ですからね。そりゃ、短期では暴落することも急騰することもあります。いろんな個人投資家のブログや本を見てても、確かに短期では大きな収益を出す方がいるのも事実ですが、長期でこの年間14.5%の収益を出す方なんて皆無に等しいです。ですから、投資の世界では平均点を目指すことがいかに難しく、凄いことであるかということです。

例えば、100万円に毎月5万円ずつ追加投資して、これを年10%で30年間運用したとすると1億2,141にもなります。ちなみに実際に投入した金額は1,900万円です。
これって、すごく現実的な数字ですよね。

ちなみに私が、自分のペースで同様な条件で投資すると、2億9,517万円にもなります。
夢物語じゃないでしょ。
じゃぁ、どこに投資すればよいか?
そういう問題になります。
全く考えることありません。
平均でこの数字なんですから、TOPIX型の投資信託ETFで充分です。
機械的に積み立てるだけ。
何も考えることはありません。
しかし、30年はかかるでしょう(笑)。

3億円もあれば、いろいろなことが出来ます。
1億円で奨学金財団を作れるし、残り2億円のお金で年金の原資にもなるし、奥さんや子供がいれば(笑)、世界中のいろいろなところを見に行くこともできます。

今日は、マジメでした(笑)。

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