細川護煕元首相が東京都知事選挙へ立候補表明

細川元首相が東京都知事選挙への立候補を表明しました。
小泉元首相とともに、脱原発を主な政策に掲げるとのことです。
原発問題は、国全体の問題であるから都知事選挙にはなじまないとの意見もありますが、それは違います。
東京都は日本最大の電力消費地であります。
その東京に電力を供給している東京電力に対して、「東京都は原発で発電した電力は使いません。」との東京都としての宣言をすればよいのです。
これは立派な政策です。
都知事としての仕事になります。
福島の事故などを見ていても、非常に危険であります。
これから他の原発で事故が起これば、狭い日本、もう生活できる土地が無くなってしまいますよ。
原発はコストが安いなんて、嘘ばかりです。
原発に頼らなくても、自然エネルギー技術の開発を大きな成長産業として推進するべきです。
先日、電気店に行って驚いたのですが、冷蔵庫の1年間の電気使用料、10年前は年間16,000円だったのが、今はたった3,900円。
それだけ、電気を使わなくても冷やす技術は進んでいるわけです。
従って、原発を造らなくても生活できるわけです。
現に、今だって原発ゼロの状態です。
私は、細川さんのファンで本も何冊も持っています。
東京都民でもありませんが、私は細川さんを応援します。

都知事選>細川、小泉両氏の会見要旨

東京都知事選(23日告示、2月9日投開票)は14日、元首相の細川護熙(もりひろ)氏(76)が出馬を表明した。細川、小泉両元首相が会談後、記者団に語った内容の要旨は次の通り。
細川氏 今度の東京都知事選に立候補する決断をした。小泉元首相に強力な支援をお願いしたいと申し上げ、「よし、自分もやるから」という話をいただいたことを心強く思っている。

 今の日本のさまざまな問題、特に原発の問題などについて、国の存亡にかかわる問題だという危機感を持っている。具体的なことは、近いうちに正式な会見を開き、話をしたい。今回の原発の問題は、知事として非常にやりがいのある仕事だ。全力でやる。

 小泉氏 原発は都政に関係ないと言うが、私が一番重視しているのは原発をどうするかだ。東京が原発なしにやっていけるという姿を見せれば、必ず国を変えることができる。今回の都知事選ほど国政に影響を与える選挙はない。細川さんが当選すればエネルギー問題、原発問題、国政を揺るがす大きな影響力を与える知事になる。

 原発ゼロでも日本は発展できるというグループと、原発なくして日本は発展できないんだというグループとの争いだ。私は、原発ゼロで発展できるという考えに立っている。細川さんも同じだと思う。それが、私が細川さんを応援する最大の理由だ。
毎日新聞 1月14日(火)21時59分配信より引用