貝原益軒「牡丹の花」

安倍首相が施政方針演説の中で貝原益軒の「牡丹の花」という逸話を引用しておりました。
内容としては下記のとおりですが、非常に感激しましたし、自己の戒めにもなる話であると心の底から感じました。
自分もこうありたいと強く感じました。
ちなみに「施政方針演説」が行われるのは通常国会なのに対し、「所信表明演説」が行われるのは臨時国会や特別国会なのだそうです。


以下、安倍首相の施政方針演説より引用
江戸時代の高名な学者である貝原益軒は、牡丹の花を大切に育てていました。ある日、外に出ていた間に、留守番の若者が、その花を折ってしまいました。怒られるのではないか、と心配する若者に対して、益軒は、こう述べて許したと言います。
「自分が牡(ぼ)丹を植えたのは、楽しむためで、怒るためではない。」
「何のため」に牡丹を植えたのか、という初心を常に忘れず、そこに立ち戻ることによって、寛大な心を持つことができた益軒(えきけん)。

貝原益軒の養生訓

貝原益軒の養生訓