ユーロが12年ぶりの安値

ユーロ安が止まりません。
1ユーロ94円台まで下落しました。
これは12年ぶりの安値だそうです。
思い起こせば、12年前頃、1ユーロがまだ100円割れしていたころ私は「ユーロは買いだ」と言ってましたっけ。
一時は169円まで上昇したのがウソのようです。
ユーロ/ドルは、現在1.2ほどですが、個人的には、1を割る水準まで下落する可能性が十分あると考えています。


ちなみにユーロが史上最高値を付けたのは、2008年7月23日(1ユーロ169円93銭)。
今からちょうど4年前の今日の事でした。


・ユーロが下落、スペインめぐる懸念で
[ニューヨーク 23日 ロイター] 23日序盤のニューヨーク外国為替市場ではユーロが対ドルで2年ぶり、対円では約12年ぶり安値に下落。スペインが全面的な支援を要請せざるを得なくなるとの懸念が強まっている。

バレンシア州に続き、他の自治州もスペイン中央政府に支援を要請する可能性が伝えられるなか、同国債利回りはユーロ導入後の最高水準に上昇。これがユーロの重しとなり、ユーロ/ドルは、2010年6月以来の安値となる1.2067ドルをつけた。

ユーロ/円は、2000年末以来の安値である94.22円まで下落した。

ユーロは対豪ドルでは最安値となったほか、対ポンドでも約3年半ぶり、ノルウェークローネに対しても9年半ぶり安値をつけた。

円は上昇し対ドルで7週間ぶり高値の77.95円。

報道によると、中尾武彦財務官は23日、最近の円高について、日本経済の実態を反映していないのは明らかとし、為替市場の動向を一層の緊張感を持って注視する方針を表明。行き過ぎた動きにはあらゆる措置を排除せず、断固たる措置を取ると述べた。
ロイター 7月23日(月)22時43分配信より引用