円高が進む

欧州危機の影響で1ドル78円台まで円高が進んでいます(5月31日)。
一時期は80円台まで円安が進んだのに、再び円高に逆戻りですな。
1ドル78円台なんてのは、かなり円高ですのでドルを買うのには絶好のチャンスだと思いますよ。
ここ最近までは、ドルも強かったのですが、再び下落基調になってきましたね。
たぶん、75円台を割り込む程度まで円高が進行しないと市場介入はないと思いますが、ちょびちょびとドルを買っておくチャンスであるとは思います。
市場介入で円安が進んだ時点でポーンと売れば利益が出ると思いますし。


・一段の円高・株安警戒=介入、緩和も辞さず―政府・日銀
31日の東京金融市場では円高・株安が進んだ。欧州信用不安が深刻化する中、安全資産としての円買いは衰える気配がない。政府・日銀は1ドル=75円32銭の戦後最高値更新など一段の円高・株安を警戒しており、今後為替介入や金融緩和を含めた政策対応の検討も辞さない構えだ。
 円相場は一時1ユーロ=97円台前半となり、「ユーロは95円まで下げ止まらない」(大手銀行)との声が出ている。円買いの勢いは対ドル相場に波及し、約3カ月半ぶりの1ドル=78円台後半まで円高が進んだ。欧州危機が深刻化して米国が追加緩和に踏み切るようなら、円の対ドル相場は「(昨年10月末に付けた)戦後最高値を試す可能性もある」(外資系銀行)。
 円高による輸出企業の業績悪化懸念から日経平均株価も下落した。ギリシャの政局問題が落ち着くまでは「買いにくい状況が続く」(大手証券)見通しで、1月16日の年初来安値(8378円36銭)を割り込む恐れもある。