「なぜ日本は破綻寸前なのに円高なのか」という本を読みました。
「諸悪の根源は円高にあり」ということで、とにかく円安誘導で日本の経済回復をという主張です。
藤巻健史さんは、これまで一貫して円安になると主張されている方です。
しかし、実際の為替相場を見ると1ドル70円台後半という超円高が続いています。
本書を読んでみて、改めて円安にすることで景気も雇用も農業問題も解決すると実感できました。
読んでいて、実に自然なのですが、著者の主張するように円安になっていないのも事実です(今のところ)。
そのあたりがまた、為替の難しいところでもあり、面白いところでもある。
ちなみに私は、この円高状態はしばらく続くと思いますが、1ドル50円とか、ましては40円ということにはならないと思います。
- 作者: 藤巻健史
- 出版社/メーカー: 幻冬舎
- 発売日: 2012/01/27
- メディア: 単行本
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