膠着状態

最近の円ドル相場は76円くらいで膠着してますわな。
日経新聞を読んでいたら、投機的なファンドの「超高速取引」が膠着状態の要因であるような記事が書かれておりました。


何回も言ってますが、この円高が1ドル50円とか、40円とかに進む可能性は非常に少ないと考えてます。
が、仮に、そんな事になれば、狂ったようにドル資産を買いあさることでしょう(笑)。


政府・日銀は、東日本大震災後に一度介入しただけで、その後は介入していません。
どこかでもう1回本気で介入すれば、今度は円安に反転するかもしれません。
(9月30日、記)


<為替介入>限度15兆円引き上げ 165兆円に
安住淳財務相は30日の閣議後会見で、政府・日銀が外国為替市場に介入する際に発行する外国為替資金証券について、発行限度額を15兆円引き上げ、165兆円とする方針を明らかにした。限度額と実際の発行額の差は46兆円となり、過去最大規模。為替介入に十分な額を確保し、円高水準が続く市場をけん制する狙いがある。


来月開催予定の臨時国会に提出する11年度第3次補正予算案に盛り込む。安住財務相は円相場で1ドル=70円台後半が続いていることについて「日本経済の上昇に冷や水を浴びせかねないレートで、投機的な動きがさらに加わる流れは何としても防がなければいけない」と述べた。また、国内の金融機関に対し、外国為替の持ち高報告を求める措置が9月末で終了することを受け、期限を12月末まで継続する方針も明らかにした。
毎日新聞 9月30日(金)11時54分配信より引用