原発城下町の県議会議員選挙

当初は無風、無投票当選の公算が高かった選挙区ですが、地震による福島の原子力事故により、急遽、反原発派の候補が立候補したため、新潟県で一番の注目選挙区となりました。
結果は、下記のとおり、原発を推進してきた現職議員が再選されました。


ってか、原発問題が発生して当選するかもしれないから立候補したと思うのです、反対派議員は。
しかし、これってセコイってか、結局原発問題を利用しているようにしか思えません。
つまりは、原発賛成派、反対派とも原発を利用しているんですよ。


原発があるおかげで、公共施設も立派になり、ある程度の就職先も出来たのだと思います。
しかし、その裏で見え隠れする人々の感情と言うのは、住民たちが触れたくない部分でもあるのです。


結論的には、「原発は賛成だが、安全対策をしっかりと求めていく」と主張した現職が当選しました。
まぁ、確かに現実的な主張ですわな。
現実に原発はあるんだし、そこで働く人も多いのだから。
2人とも多数回当選し、県議会議長まで勤めてて、実績があります。


また、反対派候補は、単に原発を反対して、何をやりたいのだか分からないという印象が拭えなかった。


無投票当選ではなく、選挙戦になったことで、選択肢が出来たことは大いに評価できますが、本当に反対なら日々の活動を継続することが大切だと思いましたよ。


新潟県議会議員選挙・柏崎刈羽選挙区  定員2(2011年4月10日)
当 東山 英機  自民   前  18,280 (8)
当 三富 佳一  自民   前  16,644 (9)
   武本 和幸  無所属  新  14,886