観音寺城

滋賀県観音寺城へ(7月18日)。
築城者は、六角氏頼。
築城年は、1471年頃だと思われます。
日本100名城に指定されております。


安土城からは5km程度離れた所にあります。
安土城築城の際には、この観音寺城の石垣も使われたことと思われます。


現在では、古びた石垣が残っております。
それでも、暗渠排水を施した排水設備など、見所も多くあります。
観音正寺というお寺の奥の方にあるのですが、駐車場から寺へ続く参道には、
「人間は逆境にきたえられて自信と確信が生まれる」
「失敗を恐れるな 成功は失敗の積み重ねである」
などと、書かれた立て札があり、これを読んでるだけでも力強い気持ちになれました。


ドラマかなんかの撮影もしており、忍者役者が「十字手裏剣」とかいうシーンを何回も撮影していた。
何が「十字手裏剣」だ(笑)。
いい大人して(笑)。
そんな台詞、こんな山奥で撮影してどうするんかいな。
ちなみに城を見学しに来た私に対して、スタッフの方が丁寧に接してくださったのが非常に好印象であった。


ちなみに余談ではあるが、この観音正寺が火事になった際、寺の住職が消防車に対しても通行料500円を徴収しようとしたという。
真相の程は分からないが、ケチなもんですな。
ってか、笑える。
まぁ、一般の車から徴収料とるのだから、消防車から取って何が悪い!という捻くれた思考は分かるし、嫌いではないが、それにしても一般大衆の心を掴むものではないよ。
繰り返しますが、真相の程は分かりません。


それにしても、ここの城主であった六角義賢は、織田信長に攻められ、恐れをなして城を捨てて逃亡したという。
この立て札の名言集を、六角義賢に読ませたいものである。





排水設備も整備されております。

本丸跡は、土塁に囲まれていた



六角定頼

顔の色が不気味ですな

哀愁漂う後ろ姿が一番カッコイイ(さらばじゃ)