山形県上山市の高楯城へ(6月12日)。
築城者は斯波光長で、1403年頃の築城のようです。
伊達稙宗の支配下なったこともありました。
ちなみに伊達稙宗は、伊達政宗の曽祖父になりますな。
伊達稙宗→伊達晴宗→伊達輝宗→伊達政宗ってな具合に。
登り口までは、砂利道になっておりますが、高楯城の時代には城への登城口として大手口になっていたと思われます。
かつては、住宅地や畑であったと思われますが、現在は過疎化の影響か荒地が目立ちました。
実は、高楯城は「日本名城百選」の候補に挙がっていたのですが、整備が良くされていないとの理由で落選しています。
しかし、逆に言えばそれだけ山城としての見所は残っているというわけです。
全体的には、ふるさと創生事業の際に看板等を整備したようです。
まぁ、こういう事業は一過性のものですから、基金とかを作って、長期的に整備できるような環境を構築していくことが大切だと思います。
時期が悪かったのか、草木が群生しており、見えにくい箇所も多くありました。
整備はあまり行われていないようです。
標柱は、いたるところで倒されておりました。
これは、熊の仕業であると思われます。
ですから、単独での登城は避けられた方が無難でしょう。
面白い山城だと思うのですが、こういう所にも過疎化の影響が出ているのではないかと感じました。
珍しかったのはタコツボであります。
写真だとよく分かりませんが、人が1人くらい隠れることができるような窪みが連続してありました。
タコツボというとプラトーンという映画を思い出してしまいます。
大規模な空掘も確認できました。
主郭部は神社となっており、鐘もあったので鐘を突いて遊んでおりました(笑)。
白土平1号空堀
タコツボ
タコツボと言えばプラトーンでしょ。
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