磯部城

群馬県安中市の磯部城へ(1月10日)。
それにしても冬型の天気が続き、新潟県の城はなかなか攻略できませんが、さすが関東地方は冬晴れで城攻めには最高の日でありました(笑)。
これは、結局のところ戦国時代と何も変わっていないのです。
雪に閉ざされる冬の間、上杉謙信関東平野に幾度となく進出していたのと同じようにね。


さて、磯部城は、佐々木盛綱の居城であったと言われております。
時代としては、鎌倉時代であり、戦国時代よりはるか昔の城であります。
ところが、いろいろ調べてみると戦国時代に武田信玄が改修を加えたと考えるのが妥当であると思われます。
その後、北条氏の支城となったと思われます。
北条家らしい城の造りが感じられましたもの。


ご覧のとおり、表示板がしっかりしていて山城の構造を勉強するには最高の城と申せましょう。
また、下草が刈ってあり、きちんと整備されておりました。
本丸跡は、熊笹が生い茂っておりました。
地元の方々が、愛着を持ち大切にしているという気概が伝わってくる、素晴らしき城跡でした。



本丸




物見平

高土居

双馬出し

二の丸

三の丸


狼煙台

磯部城(遠景)

妙義山