壁田城

長野県中野市の壁田城へ(12月13日)。
こういうマイナーな城は、下草が枯れた秋から雪の降る前までに行くのが最も良いと思います。
どんな地形か、堀跡などもしっかりと確認できますからね。


さて、壁田城は、上杉軍に対抗するための武田軍の最前線基地であったと思われます。
現在、本丸跡は神社になっていますが、何箇所か堀切が確認でき、比較的規模の大きい城であったと思われます。
説明版では、狼煙台であったとありましたが、それだけではなく最前線の城として重要視されていたと思われます。
籠池という池があり、一度も枯れたことがないそうです。
水ってのは、籠城の際に一番大切ですからな。


ちなみに、戦国時代の籠城戦というのは、1週間程度持ちこたえることに意識が置かれていたようです。要するに、他の城から援軍が来るまで持ちこたえることが重要視されてました。
その点、水が充分手に入るというのは重要ですわな。


堀切




籠池