八ッ場ダム建設予定地

国道145号線、群馬県長野原町から吾妻町に向う途中、八ッ場ダムの建設予定地を通りかかりました(11月15日)。
辺りは、物好きというか、野次馬というか、今話題の地を一目見ようと多くの人が集まっており、一大観光地と化しておりました。
まぁ、私もそのうちの一人なんですがね(笑)。
ご覧のとおり、立派な橋脚が建設中でありました。
ちなみに、八ッ場ダムはまだ本体工事には入ってないはず。
この橋脚は、両岸を結ぶための付帯工事なわけです。


八ッ場ダムの建設については、賛否両論ありますが、私としては中止するべきだと思います。
民主党マニフェストで中止することを公約し政権交代たことや、人口が減少する中、利水・治水の面からこれだけのダムは必要ないというのが私の考えです。
民主党政権公約の象徴的存在ですから、ここまで来たら中止するしかないでしょ。
それに何より、財政的な問題ですよな。
少子化対策保育所の問題、そして高齢化の問題、介護の問題、直面している問題は山ほどあります。
「コンクリートから人へ」というキャッチフレーズは大いに賛成できます。
確かに、これまで投じてきた費用や、地元の皆さんの心情を考えると前原国土交通大臣も決断するのには非常に苦悩があると思う。
しかし、「過ちを改めるに憚る事なかれ」とも言う。
どういう結論になるかは分かりませんけど、まだしばらくの間、この地は賑やかな状態が続きそうですね。