米山登山

今日は、米山に登ってきました。
標高は993メートルであります。
近辺では最も高く、美しい山です。
頂上に薬師堂ってのがあるのですが、この建物の高さ7メートルを加えると標高1,000メートルになるという小話をあ聞いた事があります。


今回登るのは、高校の時以来なので、かれこれ12年ぶりくらいになるわけです。
柏崎地区の高校では、必ず米山に登ります。
それも高校の時は、JR米山駅から歩くのです。
米山駅から林道を1時間くらいも歩き、その後やっと登山道入り口なんです。
ですから、登山道にたどり着く前でヘトヘトになるってわけです(笑)。


今回は、大平集落というところまで車で行き登りました。
この集落は4、5件くらいしかありません。
廃墟と化している住宅もあります。
かつては、お店もあったのかもしれませんが、現在では自販機1つございません。こういうのを見ると、どんなに素晴らしい家や物でも、やがては朽ち果ててしまう。そんな、人間の無力さを感じさせられてしまいました(ってか、そんなこと考えてないで早く登れっての)

登り始めてから、10分くらいで息が上がり、気分が悪くなってきました。
ちょっとペースが速かったみたい。
でも、休んでから、ゆっくりと登りだしたら、次第に気分も良くなってきました。


途中には、ブナ林もあります。
見ず知らずの登山客の方と挨拶を交わしながら登るのも、登山の楽しみの一つでしょう。
途中、苦しさで、何度も引き返そうかと思いましたが、面白いもので体が慣れてくると体も次第に動き出してくるものです。
長期投資や、節約もそうですね。
慣れるまでが大変ですが、慣れてくるとリズム良くできるようになります。
山頂には、山小屋があり、30人くらいの登山客がお昼休憩をしておりました。
実は、私、ペットボトル1本だけで登ったのです(笑)。
荷物がない分、軽いのですが、普通何も持たずに登るのは無謀らしいです(苦笑)。
頂上の眺めはといいますと、ご覧のとおりモヤがかかっていて、良くは見えません。
しかしながら、これでも視界は良いほうだと思います。


登りは2時間半くらいでしたが、下りは1時間半でした。
八石山とは比べ物にならないくらい疲れました。
ただ、米山の場合は、最初と最後が急ですけど、途中は比較的なだらかでした。


高校時代に米山登山して以来でしたが、なぜ高校時代に登るのか分かったような気がしました。
仲間と励ましあうこととか、そもそも登山自体が人生の歩みですわな。
高校時代には分からなかったことでも、今になってみて分かるということもあります。
で、投資家らしいことも考えてしまいました。
かつてどこかで読んだのですが、「なぜ株価が上がるのはゆっくりなのに、下がる時は早いのか?」と、そこには「地球には重力があるから、下がるのは簡単だけど、上がるのは大変なのだ」とありました。ほんまかいなと思いましたが、確かにそうなのかもしれません。下りは楽でしたが、登るのは相当疲れましたもの。


これで今年は刈羽三山のうち八石山(5月10日)、米山(6月28日)に登りました。
残り一つの黒姫山にも登りたい。
気が向いたらね(笑)。


写真をペタペタと貼り付けておいたので、お楽しみください