預金金利引き上げ相次ぐ

売買なし。



ゼロ金利解除ということで、預金金利を引き上げる金融機関も多いようです。
私は現在、株中心の運用となっていますが、今後株の保有割合を縮小させていく予定です。
まず、歴史的観点から…。
前回ゼロ金利解除した時は、その後ダラダラと株は下落しました。
日銀は、「今回は前回の時とは違う。景気は強い。」と言ってますが、歴史は繰り返すとも言いますし、まぁ、私としては、株は難しい展開が続くのかなと思います。
貯金の好きな皆さん、まだ急いで定期預金にする必要はありませんよ。
今後金利は上がるでしょうから、まだ普通預金で良いと思います。
国債
う〜ん、私は嫌い。
確か国債って、元本保証とか変動金利、固定金利とかいろいろあるみたいですけど、これだけ借金が負い国の国債を買いたいとは思いませんなぁ。

なぜ、資産運用をしているかといえば、株を保有するためではなく、資産を増やすためであります(当たり前だけど)。
金利が高ければ(勿論実質的に)、株なんかであえてリスクを背負う必要はなく、預貯金で安定した金利を得ればよいのです。
ただ、0.001%が0.1%となったとしても、貯金が魅力的だとはまだ言えませんな。

そうそう蛇足ですけど、以前「イチロー定期」ってのがあったの覚えてます?
神戸のほうの、どっかの信用金庫がイチローの打率に合わせた金利がもらえる定期を発売してました。
例えば、3割5分なら0・35%とか(笑)。
当時は金利自由化になった頃で、面白い商品だなぁと思ったものです。
しかし、かつては金利は全ての銀行同じだったし、外貨預金も自由に出来ない時代もあったんですよね。
それに比べりゃ、チャンスは大きくなったんですなぁ。


さて、話を戻しますが、私が狙い目だと思うのは、やはり外貨保有でしょう。
今後はまたFX取引を再開しようと思ってますし、クロス円以外にも挑戦したいと考えています。
まぁ、投資にあまり興味がない読者の方もいらっしゃるでしょうから、今後機会があればFXについて、いかに優れた運用商品であるか、私も勉強しながら紹介して行きたいと考えております(別にFX業者の回し者ではありませんけど、笑)。
やはり高金利通貨のNZドルや南アフリカランドに興味があります。



・預金金利 引き上げ競争スタート

 日銀による14日の「ゼロ金利」政策解除を受け、金利引き上げを決めた大手銀行は18日、定期預金や普通預金の取り扱いを始めた。金利引き上げの動きは地域金融機関にも広がっており、約1500兆円にのぼる個人金融資産の囲い込みを狙った金利引き上げ競争が始まった。
 三井住友銀行三菱東京UFJ銀行のメガバンク2行はスーパー定期(預入額300万円未満)、スーパー定期300(同300万円以上)の6カ月物の預金金利をともに0・17%に引き上げた。前週は三井住友が0・1%、三菱東京UFJが0・12%で、両行とも2週連続で引き上げた。一方、りそな銀行は前週の0・02%から0・15%に大幅に引き上げた。
 1年物についても、三井住友、三菱東京UFJとも0・25%(前週0・15%)に引き上げた。三菱東京UFJは1カ月物から10年物の定期預金金利をすべて改定している。
 みずほ銀行は、スーパー定期の5年物で大手他行より0・01%高い0・56%とし19日から適用する。また、新生銀行は18日から平均株価指数が預入時以上となれば、基準金利に0・25%を加算、下回ると逆に0・25%を差し引く定期預金(同300万円以上)の取り扱いを始めた。
 一方、地方銀行最大手の横浜銀行は18日、普通預金金利を年0・1%(現行年0・001%)に引き上げ、19日から適用すると発表した。広島銀行第二地銀福島銀行なども引き上げを公表した。
(フジサンケイ ビジネスアイ) - 7月19日8時33分更新


・涼しければ金利上げます 熊本の銀行、定期預金で

 熊本ファミリー銀行熊本市)が、8月の平均気温に連動して金利が変わる定期預金商品を発売、好評を博している。涼しければ金利が上がる仕組みだ。
 地球温暖化問題に関心のある人がターゲット。気温によって金利の変わる定期預金は全国でも珍しいという。
 名称は「夏の涼風定期」。6月15日に発売した時の利率は年0・25%。8月の熊本市の平均気温が前年同月の28・3度以下なら、0・4%に引き上げる。
 販売対象は個人のみで、1口50万円から。利率の適用は1年間。1年を過ぎると「スーパー定期1年もの」などの金利が適用される。発売は8月18日までだが、総額150億円に達した時点で終了する。
共同通信) - 7月19日8時3分更新