国家の品格

16日、17日、売買なし。




下げても上げても関係なし。
いや、上げれば嬉しいが(笑)。
ベストセラーの国家の品格を読んでいます。
この中に、著者は「会社はそこで働く従業員のもの」だと書かれています。
そして、「ほとんどの株主は値上がりによるキャピタルゲインを狙っているのであり、その会社には何の愛情も持たない人々です。」と書かれています。
まぁ、私としてはこの考えとは全く違います。
私は会社は、株主のものであると断言します。
株主として資本を提供する人がいるので会社が存在するのです。
従業員は、自分の持っている能力と時間を提供し、賃金を得る。
そして経営者は、従業員の能力を最大限に引き出し、利益を出す。
そして会社の所有者、つまりは株主に利益を還元する。
株主価値を向上させる経営をすることが重要だと思うのです。
まぁ、良くも悪くも会社というものはそういうものなのです。

株主の中には短期のトレーダーもいますけど、「この会社を応援してやろう」という長期投資家も多くいるのです。

しかし、この本まだ全部読んでないのですが、著者は凄い強いというか、自己主張が強いというか…。
まぁ、これだけ自信もたれちゃうと読んでてスキッとしますがね。

この本のことはこれくらいにして、私としては、長期投資でも短期投資でも良い悪いもないと思います。
まぁ、簡単に言えば、「偉そうなこと言う前に利益出せや」ってことです(笑)。
利益を出せる投資家、それが良いのです。
そして、素晴らしい投資家とは、品位と品格を備ええてなければならないのです。


国家の品格 (新潮新書)

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