長寿投信 光る哲学

少し前の日経新聞(8月8日)になりますが、「長寿投信 光る哲学」という特集がありました。
米国の最古の投資信託は、1924年(大正13年)に運用を開始したマサチューセッツ・インベスターズ・トラストというファンドであります。
今年6月末時点でも2,800億円の純資産残高があります。投資先は米国株が中心で誕生以来の平均収益率は年9%近く。
アメリカでは、老後の年金のため、個人が投信でじっくりお金を増やすのが一般的だとのこと。


ちなみに、日本で一番古い投資信託は、1961年に誕生した「大型株ファンド」(大和投資信託)です。
ちと、最近の運用報告書を調べてみたのですが、純資産額は10億円割れとなっていました。
本来であれば、毎月積み立てて純資産額が増え、20年先、30年先の資産作りに利用できれば良いのですがね。


日本でも、長期での資産作りを目指して運用する投資信託も徐々に増えつつあります。
年金も頼りになりませんので、これからは、独自の哲学を持ち、そして個人個人が責任を持ち、毎月積み立てることで資産形成をしていく時代が来ると私は思います。