川越城

高崎城に引き続き、川越城へ。
築城者は、太田道真。
太田道真は、太田道灌の父であります。
現在、川越城は改修工事中であり、本殿に入場することは出来ません。
したがって、周辺の状況をご報告します。
まずは、川越市立博物館を見学。
大田道灌の山吹伝説については、祖母さんからよく聞かされていたので知っております。


道灌が、突然の雨にあい農家で蓑を借りようと立ち寄った。
その時、娘が出てきて一輪の山吹の花を差し出した。
道灌は、蓑を借りようとしたのに花を出され内心腹立たしかった。
後でこの話を家臣にしたこところ、それは後拾遺和歌集の「七重八重 花は咲けども 山吹の実の一つだに なきぞ悲しき」の兼明親王の歌に掛けて、貧しく蓑ひとつ持ち合わせがないことを奥ゆかしく答えたのだと教わった。
古歌を知らなかった事を恥じて、それ以後道灌は歌道に励んだという。


川越市役所で太田道灌銅像を見学。


東明寺では、川越夜戦跡を見学。
川越夜戦は、日本三大奇襲(他に桶狭間の戦い厳島の戦い)の一つであります。
関東管領側約70,000と北条側約11,000の闘いでしたが、奇襲を仕掛けた北条側が勝利し、その後の関東地方支配に大きな影響力を及ぼしていくこととなります。


最後に、喜多院にて南光坊天海の銅像を見学。
徳川家康のブレーンとして活躍した人物で、信長の野望にも登場します。
100歳以上生きたとされてます。


太田道灌



南光坊天海