漠然とした夢・・・

売買なし。
全体的に上昇しました。
特にコーエーは大きく値上がりしてくれました。
少し残念なのは、昭和シェル石油の損切のタイミング…。
もう少し待ってみるべきだったか…。
いや、これで良いのじゃ、これで…。



私の場合、定年まで働くとしたら、残り30年以上働けます。
自分で言うのも何ですが、私の勤めているところは、それなりに給料も高いほうで、どちらかというと人気のある方の会社です。
ただ、思ってているより年功序列的というか、「年少者は先輩に逆らってはならん」的な風土があります。
「先輩だから偉い、先に生まれたから偉い」みたいなアホな感覚がまかり通っているのです。
それから、田舎なんでくだらん行事が多すぎ。
野球やら何やらと…。
その上、自由参加のはずなのに出ないと文句言われる。
野球は、仕事じゃなかんべぇに。
とにかく人からの縛りが多すぎなんです。
能力主義じゃないし。
まぁ、それだけだということではありませんが、私は高校生時代から、自分の法律事務所を持つことに憧れを感じていました(弁護士何ぞとは言わないが…)。
高校時代の進路相談で、「将来は行政書士司法書士の資格を取って働くのが夢です。」と応えたことを昨日の様に覚えています。
ただ、その時点では、たいして明確な目的があっただけではなく、ただ漠然として応えただけでした。
別に人前での発言ではなく、担任教師との一対一の会話だったのですが、人生とは不思議なもので、この1つの答えが私のその後を大きく方向付けた感じがする。
これは高校3年の時で、当時早稲田大学に憧れていた私は、実力を省みず早稲田大学の社学、商学、二文と受けたが、全部落選(ふっ)。
しかし偶然にも、滑り止めにしてはそれなりのところに合格。
それから4年が経過し、大学4年の時に、地元へ帰るという前提で就職活動をしました。
しかし、ここでも人生甘くなく、徹底的に落とされ、何と頼りにしていた農協にさえ落とされてしまった。
この影響もあってか、農協への憎悪が増し、コメリアークランドサカモトといった農協の敵を応援するようになったのです(笑)。
これには私も落ち込み、酒を飲んで愚痴る日々が続いた。
「もう一生就職できないのか、俺って必要のない人間なんだな」と…。
そんな折、行政書士の試験があるというではないか。
試験日はちょうど今頃である10月の後半。
まぁ、それより前から勉強はしていたんだけど、自分と社会に悔しかったから、ちょっと頑張って勉強したってのよ。
夜の10時近くまで図書館で勉強していたこともありました。
学校帰り、人の少ない都会の夜を歩いていた自分が昨日のように思い出されます。
それで試験受けたら、受かっちゃったのよ、はずみで(笑)。
すごく嬉しかったな、ホームページで自分の名前を見つけた時は。
あの感動は忘れられないな。
まぁ、それから行政書士の資格が生きたのか、良いところにバイトで就職できたのです(大変良い人たちに恵まれ、出きればずーっと勤めていたかったのですが…)。
しかし、正社員になるのは大変難しいということで、1年後、再び主食活動が始まるのでした。
これがまた、困難を極めた。
田舎なんで、どこも就職先はない。


そうこうしていると、親戚の口ばっかり達者な奴が、俺の人格否定発言までしてきやがった。
5時間も、6時間も永遠に説教され、「ばか、くそ、あほ」呼ばわりされた。
一番、苦しいのは当の私なのに…。
まぁ、そんなこんなして仕事探してたら、良い人に巡り合えて、今こうして働いているってわけよ。
でも一生今の仕事をしていたいとは思わない。
だからと言って、苦しいとか辛いとか言って、すぐに辞めるのも情けない。
取り合えず、前々から言っているように、来年は社会保険労務士合格を最大の目標にし、次は司法書士
ここまで取得すれば、辞めますよ(笑)。
しばらくは、どっかの事務所で働かせていただき、その後、独立する。
まぁ、こういうわけよ。

長くなりましたが、高校時代に「将来は行政書士司法書士の資格を取って働くのが夢です。」と応えた何気ない一言。
その方向に人生が進んでいるような気がしてならない。