村上城

本日(11月29日)は、新潟県の北の方である下越地方に現地調査に出かけました。
現地調査ってもお城巡りなのですがね(笑)。


まずは、村上城
村上市に行くのは初めてです。
しかし、村上市まで行くのは不便です。
高速道路が中条までしか開通してませんからね。
新潟県から山形県秋田県と北上して行くのは非常に不便です。
こういう点を考えると必要な高速道路もまだまだありますな。
やはり日本海側と太平洋側に高速道路を造るという事は必要だと思います。
例えば、太平洋側が地震で通れない時に、日本海側から物資を輸送することもできますからな。


まぁ、高速道路整備が今日の本題ではありませんから、話を戻しましょう(笑)。
村上城の城主は、本庄繁長という武将で、信長の野望にも登場します。
武田信玄に通じ謀反を起こしたこともあります。
ほんと越後国には上杉謙信に謀反を起こす武将が多いよね。
北条高広、柿崎景家、本庄繁長…。
これは上杉謙信に領土欲がなかったからだと思います。
武将たちはいくら戦で勝利しても、領土が増えませんからな。
そこで武田信玄が「仲間になれば領土を増やしてやるから仲間にならんかい?」とでも誘っていたのでしょうな。


さて、村上城ですが、これほど立派だとは思いませんでした。
こんなに立派な石垣が残っているのは、越後国でも数少ないのでは・・・。
一部石垣は復元工事中でした。
頂上からの眺め、これが素晴らしい。
村上市内から日本海まで一望できました。
頂上には、「舞鶴城跡」という石碑があります(写真は、逆光で見えにくいです)。
別名、舞鶴城と言うわけですな。
で、この城のある山を臥牛山というようです。
確かにこの山、遠くから見ると牛が臥せている様な形にも見えますなぁ。


それから、実感したのは水が豊富なことです。
水が湧き出している所や井戸なんかもありました。
篭城の時に、何と言っても水は大切ですからな。


駐車場は小さくて、場所も分かりにくかったですが、村上市民の皆さんにとっては憩いの場所になっているようで、多くの人達が訪れておりました。


帰りに、株主としてトップカルチャーの村上店に立ち寄りました(笑)。
記念に「天地人」のガイドブックみたいな本を購入しました。
2時間くらい調査して、次は新発田城に向かいました。


続きは次回をお楽しみに。